なぁして、そいが!?(えちご屋)

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help リーダーに追加 RSS えちお、黒煙に巻かれる...(;つД`)

<<   作成日時 : 2008/05/07 05:07   >>

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     終戦直後に造られ激動の日本を駆けたSL「C-57 180」が、

                           今年も越後〜会津の新緑の中を力強く疾走しています。

     そう、JR(東日本)磐越西線の人気企画列車 「SLばんえつ物語号」 です。

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      多くの鉄道ファンや乗車体験者が同乗体験記を載せてますから、

      えちご屋情報部では(笑)、「SL機関車復活の顛末記」などをチョッと紹介したいと思います。
        (某テレビの“プロジェクトなんとか”風にお送りします。( ̄▽ ̄;)ゞ)






=== 『SL ばんえつ物語号』 の物語 ===



      ◆1.「鉄道の町:新津」

    スマートで優美な車両形体から“SLの貴婦人”と呼ばれたC57型は、昭和44年に一度は役目を終えた。
    しかし幸運にも180号機は引退後、「鉄道のまち新津」(現新潟市)で大切に保存されて過ごす。
    新津(現新潟市秋葉区)は(国鉄)信越本線、羽越本線(含:米坂線)、磐越西線の交差基点であり、
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    機関区・車両工場も持った、まさに“鉄道城下町”
    として戦後の発展をしてきた。

    羽越・磐越の両線は電化が後回しになっており、
    必然的にSL機関車の活躍場であった。



    それはSL引退間近の昭和44(1969)年の盛夏のころ、新津機関区の一室でのことから始まる。
    取材で来ていた地元新聞のA記者とSLマン・B機関士が、消えゆこうとするSL談義に花を咲かせていた。

      「いっそのこと、鉄道のまち新津市として一台もらうことはできないものか・・・」
    話に熱の上がったB機関士は思いつくまま、近くに居た資材庫担当の助役に相談を持ちかけた。
    助役は冗談交じりといった表情ながらも、とにかく機関区長(組織トップ)に頼んでみようということになった。

    翌朝それを耳にしたC機関区長が新潟支社の総務部に打診したところ、何とか期待に応えられそうとの返事。
    こうして新津にSLを保存する話が“現実として”動き始めたのである。
    幸運といえばそれまでだが、鉄道ゆかりの町、人員・施設の目途が付く といった条件があったのも事実だろう。
      (国鉄の合理化・民営化の声もまだ静かだったことも幸運のひとつであろうか。)




      ◆2.「校庭をSLが走る!!」

    “SLを保存する”と決まったものの、その巨体を解体・輸送し復元・組立てるには多大な費用と人手が要る。
    話を向けられた市当局としては必ずしも無条件で喜べない。カネとヒトの負担という労苦が発生するのだ。
    そこで実に“鉄道のまち”らしい方法が想起されたのである。

      “保存場所を磐越西線直近の新津第一小学校の校庭としてそこまで臨時の線路を敷設し、
         「蒸気機関車を自ら校庭まで運転させて移動する方法!」
       で設置費負担が軽減できるのではないか”

                                     という前代未聞の試みであった。


    早速、国鉄の本線(磐越西線引込み線)から校庭まで線路の敷設・運転が可能かが検討された。
    とはいえ、何しろ機関車の長さは20mもあり小さいカーブでは通れず、水路や田んぼをまたぐ箇所もある。
    排水溝や田んぼをまたぐ所は廃枕木で仮ケタを組み、校庭は表土に砂を入れて補強するなど工夫をした。

    こうして、本線分岐点から長さ約250mの “一日だけの新線”(!?) が敷設されたのであった。

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  180号機は昭和44年10月12日午前11時、
  安住の地・新津第一小の校庭まで“レール上を走った”。

  機関車の運転はなんと、あの“言いだしっぺ”B機関士!
  名残の汽笛を響かせながら最徐行で校庭上を走り、
  到着後には保線作業員らの手でしっかりと固定された。






             この保存の様子については、新潟市秋葉区の「新津鉄道資料館」に展示されています。
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      ◆3.「市民・有志とともにある機関車!」

    新津第一小での静態保存開始から2年後には屋根が掛けられ、第一小の児童たちが清掃活動などを実施。
    現役の機関区職員やOB、市民有志による「蒸気機関車保存協力会」も結成され手厚い保存が続いた。

    鉄道のシンボルともいえるSLは姿を消し、(上越新幹線の開通で)新津を通る在来線列車も大幅に減少。
    物流の主役も鉄道から車へとシフト。もはやSLは古き伝説と化すような雰囲気さえ感じられた。

    しかし、山口線の運行や各地でのイベント列車としてSLが再度スポットを浴びるようになり出した。
    新津関連でも平成2年の羽越本線(新津〜坂町)、平成8年から磐越西線(新津〜津川)にSLが限定運行。
    また、市内にある新津車両所がJR東日本新津車両製作所に生まれ変わり、新型電車車両の生産も始まる。
    翳りの見えた「鉄道のまち」にもニワカに活気がよみがえってきた。

    そして市内外の多くから、「第一小の180号機を復活できないか?」という声が強くあがる。
    遂には平成9(1997)年8月、「SL・C57-180号を走らせる会」が結成されることとなった。
    復元の必要経費2億円の半分を、市民らがオレンジカードを購入するなどして負担する運動も始めた。

    平成10年3月、JR東日本(新潟支社)は旧国鉄が無償貸与していた180号を復活させることを発表した。
       余談だが、良好な状態で保存されたことで同機の修繕費用は予定額の約半分で済んでいる。
       JRの復帰決断を容易にした要素には、こうした有志・市民の影なる努力が実を結んだこともあろうか。


    平成11(1999)年3月に復元修理が完了。 翌月、4月29日から磐越西線でSLが定期運行された。
    それは、“最初の引退”からちょうど30年振りの本線運行復帰であった。

                                 ≪参考文献等≫
                                       ・新潟市秋葉区HP   ・Agajin(阿賀野川情報誌)
                                       ・“おもいでの箱”さま(借:引退画像) 多謝!







     ※ 2008年5月4日 津川駅を出発する「ばんえつ物語号」 (C57-180号機関車)
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                          ウゥ〜ッ、風下に位置取ってしまったためススまみれ...(´_`。)



    

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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
郷愁を誘う煙のにおい、
腹に響くドラフト音、
耳を劈く出発の汽笛、
どれもこれも好きなんだなぁ〜

・・・あれ?
C57-180って、門デフだったっけ???
RIN(隠れJNRファン)
2008/05/07 07:44
えちご屋さん おはようさんです
良いなあ〜 SLの写真!
何年か前に津和野からSLに乗ったことあるけど
大阪からの団体客のオバサンがやかましくて 情緒もなにもあったもんじゃなかった(笑)
機会があれば乗ってみたいし写真も撮りたいよ

『SL ばんえつ物語号』 の話! なかなか良い話やね〜
テス(nosaman)
2008/05/07 07:54
おお!かっこいいですな(´∀`)
休日は高崎から横川までSLが走ってたのを思い出しますた。
眺めのいい所でカメラ小僧が争うように三脚を立てて待ち構えてます。
橋の上から身を乗り出して結構危ないけど(;´д`)

沿線の住民は洗濯物が大変でしょうねぇ(笑)
のんちゃん
2008/05/07 11:27
鉄道の事改めて思い出しました
石炭で窓を開けると顔がススだらけになりましたからね、トンネルの中では全部入ってきますので・・・今では思い出だけですが
でも乗ってみたいですね。
こちらでも1箇所走っていますが時期限定で
外国では特にイギリスではいろんな型が走ってますね、日本もそうなると良いのにと思います、経済的に無理ですね。
buru
2008/05/07 11:53
フム フム・・そうだったのかぁ。 ありがとうえちさん、いいお話!
えちさんの話を聞いて、絵本『機関車やえもん』を思い出します。
『おれだってしゃあ・・若い時にはしゃあ・・・
しゃ しゃ しゃ しゃくだ しゃくだ しゃくだ・・・』
でもこのロートル機関車も運ばれた校庭では
子供たちにきっと喜ばれ、慰められたんでしょうね。 
そして再び脚光を! やればできるぞ、中高年。
蒸気機関車は今でも「鉄道」古参の風格を感じます。




けっこ
2008/05/07 19:21
かっこいい!
映像で見るだけで、実際には乗ったことがないので、想像が膨らみます。汽笛の音色など、最高です。そう言えば…近くの公園にD51がありますが…保存も大変なのでしょうね。
まだむ
2008/05/07 23:25

 突込み鉄ちゃんのRINさん。

     いきなりの突っ込み、さすがです  ̄▽ ̄;)
    「門鉄デフ」の装着は“JR発足20年企画”で
          昨秋からされたものが好評だったので延長だとか。
     C57型の速度感が感じられる装備かもしれませんね。

   特にこの日は好天だったので、
      発車時の汽笛や出煙にチカラを入れた感じがしましたね。
師匠は詳し過ぎ!? @弟子えちお
2008/05/08 13:40

 テス(nosaman)さん。    兄さん、毎度さんです。

     西の雄、山口線のC57-1号機「山口号」ですね。
      復活運転の本家ですから人気はスゴイですね、やっぱり。
    1号機も実は長年“新津機関区”に所属したそうです。
                     (C57 Wikiより)
   「ばんえつ号」の客車内はとってもキレイになり、
        雰囲気も最近はすごくシックになったな気がします。

     “SL復活の話”は中学校の教科書にも載ったそうです。
   
ヒマと時間あるのは... @傍観えちお
2008/05/08 13:41

 のんちゃん。  上越線のSL運転ありますね、D51だったかな。
       (信越線・横川行きはEF電:機関車が走ったんじゃ?)
     山の勾配線を苦悶しながら走るSLの姿って、
       見るヒトも思わず“ガンバッテるな”と手を握っちゃう^^;

   沿線に生活住民も少ないから出来るんでしょうね。
     クルマも少々黒ずんだ気がしたくらいだから、
         洗濯は通り過ぎてからじゃないとダメだったかも。
  
週末限定だけど @洗う大走査線^^;
2008/05/08 13:43

 buruさん。   いらっしゃいませ、こんにちわ。

    筑豊あたりもSLがたくさん走っていたでしょう。
       石炭運搬や北九州界わいの産業発展にも活躍したんじゃ?
      煙の焼焦げた香りなどが郷愁感をかきたててくれます。

   イギリス、インドなどは現役が多いそうですねぇ〜。
       機関車トーマスじゃないでしょうけど...( ̄▽ ̄;)ゞ
  
産炭地となれば @知った振りえちお
2008/05/08 13:44
 
 けっこちゃーん。

    たとえ動かない保存体でも、見た子どもらは目がキラキラ。
      大きくて黒くて精密感ある機関車の姿は、
           子供たちの想像力を高めてくれるんでしょうね。

    スマートな新幹線も官能的ですが(笑)、
      力感溢れる機関車の動く姿もなかなかに“品格あり”ですね。
   
勇ましく働く姿 @えちおの憧れ
2008/05/08 13:45

 まだむさん。   アラ、チョと久しぶりぃ〜!
    近所の公園にD51が保存されてる?
      屋外展示でもキレイにされてるならヒトが介在してる証拠。

    そちらだと秩父鉄道や真岡鉄道が手近いSLドコロですね。
     (知名度は大井川鉄道かもしれませんが)
     経験しちゃうと、男の子はそういうのに目覚める機会かも(笑)。
      
鉄ママ、鉄子も増えた @ナマクラ鉄・えち
2008/05/08 13:47
えち様、メーテルのお誘いはなかったようね(どこかにいるかと、写真を見たがいないようで)
機械の身体にされたら、1億人の若いお嬢さん(オカマ可)が泣いちゃうわ〜(注・0歳児も含めて)
「機械の肌って冷たいもの〜」
色男えち様、まだ999には乗らないほうがいいわね。
物欲女王・ほっほっほっ〜
2008/05/10 15:18
3年位前かな、親子3人で乗りました!
良かったよ〜♪
日帰り旅行でした。
SLの中で、次男が絵手紙を描いて投函し、数日後、私に届きました。
良い思い出です。
ルレクチェ
URL
2008/05/10 20:44

 “ブツに抱かれた”ちゃむさま^^
     「機械のカラダ」は結構ですよ、メーテルさん。(笑)

    この列車もドンドン坂を登って行くんでしょうかね。
      (車掌さんは顔もしっかり見えてるのは今のうちかしらん?)
   機械になるとアブラを差したり分解掃除したり
     実は案外とメンテ経費が掛かるから長生きもタイヘンだぁ!
   
アイドリング有り? @暫定税切れ・えち
2008/05/12 16:58
  
 ルレクチェさん。
      おぉ、「親子で乗車経験あり」でありましたか。

    “鈍行列車の音と揺れ”はナニかの本によれば
     「1/f揺らぎ」に通ずるヒトに心地よいものであるとか。

    窓から乗り出して駅弁売りを呼び止めたリアルな記憶が
      米坂線のSLでちょうど35年前くらいだったと思います。
    
羽越・米坂が聖地だったとか @えちお
2008/05/12 16:59
えちご屋さん お久しぶりで
おはようさんです

おっ・・・いいですねSLの写真!

乗ったのは 子供のころの記憶しかありませんがね
SLののんびり旅したいなと思うだけ

でも 写真見せていただいて 
旅した気分になりましたよ 
シロ
2008/05/14 06:36
エチ!ぉ久♪インフルエンザから、いろいろあって、なんっか、じたばたしておりましたわ。
っで。その間に、すすまみれ?かぇ?石炭にまみれた、えちの(*´ δ `*)ぼ〜っを眺められて、うっしっし( 。 ・ ___ ・ 。 )ジ〜〜
あねご
2008/05/14 16:57

 シロさん、ご無沙汰しています。

    旅気分が少しでも感じていただけるなら、うれしいなぁ。
     「汽車旅」は速さ優先の現代の生活時間では
             むしろ“贅沢”なものかもしれませんね。
    
こりゃリッチか!? @ビンボえちお^^;
2008/05/15 11:52
 
 あねごっ!  もう元気になったの?

    ここらにウロウロしてインフル菌を撒いて帰る...?
   石炭って消臭・抗菌に良い「活性炭」機能もあるよね、確か(笑)。
   
全身抗菌? @不活性えち(;つД`)
2008/05/15 11:53

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